鎌倉の本と散歩
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鎌倉に関する本を読んでから散歩してみませんか

当店には鎌倉に関する小説やコミック等があります。
読んでから出かけると一味違いますよ。

鎌倉 禅の源流

平成15年に東京国立博物館で開催された展示会の図録です。
鎌倉の主だった仏像や仏画が一堂に会した貴重な展覧会でした。拙宅の向かいの常楽寺文殊様もお出になられてました。当時は図録は買わなかったのですが、2年前に苦労して古書を手に入れました。

ビブリア古書堂の事件手帖

文庫、コミック、テレビドラマ、映画の各メディアになってます。
北鎌倉にある古書店の可愛い人見知りの店長が古書にまつわる事件を推理、解決していきます。
何より私の家の近所で事件が起こるのでリアルさ半端ないです。

東慶寺花だより

東慶寺は当店から歩いて20分の北鎌倉にあります。創設当初から明治初頭まで尼寺で縁切寺でした。
駆け込みした女性たちのエピソードを綴った井上ひさしの小説です。
これも映画化されています。

海街ダイアリー

極楽寺付近は昔の雰囲気のある住宅が多く残り、若い人にも住むのに人気があるようです。ここで暮らす異母姉妹の物語です。皆個性的だけど、繊細な心を持った姉妹が相手を思いやって暮らしていくストーリーです。鎌倉各所や名物が出てくるのも楽しみです。別冊でそれらを案内する「すずちゃんの鎌倉さんぽ」もおすすめです。

かまくら子ども風土記

これは鎌倉好きには必携の一冊。
とても子ども用とは思えません。
各地の歴史風土がわかりやすく解説してある他、お祭りなどの行事まで写真入りで載ってます。別冊にはハイキングコースの紹介もあります。

鎌倉逢魔が刻

鎌倉は1333年の新田義貞の鎌倉攻めで多くの武士が命を落とした地でもあります。そのため、もののけや幽霊のイメージをエピソードにした物語もあります。この本はそんな雰囲気を漂わせがら、優しい人の思いやりを描いたコミックです。

鎌倉からはじまった「神奈川県立近代美術館 鎌倉」65年

建築を志す人なら必ず行ったことのある、坂倉準三設計の美術館。2016年に閉館しました。1951年の開館以来65年の活動をまとめたものです。自分が行った展覧会を見つけることができます。今は「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として運営されています。あのゆらゆらと光がうごめく軒天は健在です。

大船の歴史

この本はかなりローカルなもので、私の知り合いの大船の歴史家がまとめたものです。その辺に立つ石碑や地蔵さんなど、その由来を太古の時代からひも解いています。地元愛半端ない。大船に住みたくなりますよ。ちなみに表紙の写真は当店の向かいの常楽寺山門でタイトルの字は住職の筆によるものです。

みなさん、一度はわたせせいぞうのイラストを見たことがありますよね。カラフルでおしゃれ、海を感じさせるものが多いです。このコミックはすべてカラーページ。鎌倉に住む若夫婦の物語です。鎌倉の自然や植物などがふんだんに出てきてストーリーもですが、絵に見入ってしまいます。なかなかページが進みません。

ツバキ文具店

私は多部未華子主演のNHKのテレビドラマで最初に出会いました。手紙の代書屋なんて商売あるんですね。私は昔から筆不精なのでこんな人いたら頼んでたな。鎌倉でカフェを営む登場人物もいて、こんなカフェになるといいなとも思ってます。
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